2018
今年も1年間生き延びたので歴史を刻んでおく。
2018年の暮れ、
tumblr
が
Apple
による
PC
という大槌で叩き潰されたのはこの年を象徴するような出来事だった。私の好きだった
インターネット
は今や踏み荒らされ、
現実世界
は分断され、互いに傷付け合っている。見渡すと、
厭世感
に苛まれている人がいたり、そもそも存在が確認できなくなってしまったり、大きく変容してしまったりした。
それでも、それでも、
創作
の力を信じたい。インターネットを信じたい。
あの
芸術家
たちもあの
戦争
に行ってたら死んでたかも
あの戦争の
犠牲者
の中にも
未来
の芸術家が何人居たろう?
きっと彼らの
アイデア
は空気を伝って僕らが形にしてる
映画
よろしくで〜す!
単体の映画というよりは、
上の句
、
下の句
と経てきた
キャスト
それぞれの成長や「継ぐこと」を描いていたことにグッときた
初見ではあまりピンとこなかったものの、
パンフレット
を読んだり、
レビュー
を読んだりしているうちにどんどん好きになっていく不思議な映画だった
隅から隅まで作り込まれていて、
メイキング本
が都内で枯渇寸前のところでゲットできて嬉しかった。妻と優しい店員さんのお陰
イーライ・ロス
もティーン向けと見せかけてちゃんとカボチャがゲロを吐きつけてくるし、幼児化したジャック・ブラックが小便かけてくるし最高
この映画も「継承」を描いていたようにおもう、
スティーブン・スピルバーグ
からの「俺は、俺たちはこれだけのものを作ってきたんだぞ」っていうボースティングのような、叩きつけるようなエンターテインメントだった
IW
も
ストームブレイカー
をつくって
ビフレスト
で
地球
に降臨するくだりなんかは最高だったし、こんなビターな終わり方をして1年もおあずけっていう前代未聞な映画だったし、
アントマン
は前作のエッセンスをちゃんと
拡大再生産
して面白かったのだけど、前作ほど単体で面白いというような出来ではなかった
吉田恵輔
はこういう人間関係不協和音モノを描くのが本当にウマい
家族
と折り合いをつけながら生きていくこと、それが人生なのだ
本
これらの本には非常に考えさせられた
アメコミ
今年の作品ではないけれども
スーパーマンが
ソ連
の農園に墜落していたら?という小さな if から壮大なアイロニーにつながっていく様が痛快だった
映画が公開前というのと、Shazam の伝道師である
SEN
さんがついに本誌にデビューということで
めっちゃ面白かった
買って手を付けてないのが沢山ある...。
今年は、かつてに比べるとよりたくさんの
コンテンツ
に
アクセス
できるようになったし、買い集めたりもしたんだけど
買って満足
ということが多くてそういう
態度
はあまりよくないと
反省
した
ドラマ
オリジナルも知らないので、ニワカなんですが...。
このシリーズも中だるみなく続いていて面白い
Netflix のお陰でみれた、まさにティーン向けの
ジャスティス・リーグ
といった風合いでとても楽しめた
ゲーム
背中に「
弟
」って書いたジャケットを着た主人公が
母の子宮
と戦う
出ているシナリオは一通りクリアできてたはず
面白かった
ベストゲームはこれかなあ、ありがちな
ドミニオン
クローンだけど
バランス
もよくて
戦略
も豊富でめっちゃ面白かった
真エンドが実装されたらしいのでまたやらねば...
いつもの
1380時間やってるけど未だに飽きない
音楽
キーボード
夏から精力的に取り組んできた
ラジオ
QoL について
2018年は、
妻
の要請もあってたくさんのモノを買ったり買い替えたりした
よかったもの:
実家では洗濯乾燥機だったので、実家を出てから約7年ぐらい洗っては干して、をやっていたのだがついにその責務から開放された
冷蔵庫は、上京してきた際に買った単身用のモノをずっと使っていたが、容量が大きく増えて、
製氷
もできるようになったので幅が広がった
食洗機も実家以来なので7年ぶりに解放された
妻がドンドン自宅の改良を提案して、進めてくれるのは本当にありがたかった
あとは妻が
メルカリ
長者になりつつあって「とりあえず買ってみて不満があったら売る」を確立しつつある
仕事
キツい日差しも土砂降りの雨も全て無駄どころか糧だったのさ
俺史上ベスト今更新中さ It's Coming Soon
予感がするんだ 気のせいじゃないさ It's Coming Soon
後記
ちなみに、情報開示請求は
金
を払えば
開示
されてくるのでお手軽だと感じたが、そもそも
行政法人
なんだったら公の組織なはずなので
内部文書
みたいなものは基本公開でいいというスタンスがよいと考える。
あと、さらに余談なんだけど当該法人は最初に問い合わせた際に「可能であれば
メール
でやりとりしたい」という旨を伝えたところ「メールはよっぽど必要なことじゃないとできない」と断られて肚が立ったし、情報開示請求しようにも「
法人文書管理簿
」というクソみたいな
インターフェース
のページが何年にも渡って更新されていなくて肚が立った。
そういうわけで、私の考える
正義
は執行されなかったし、
この世
は
不条理
で
不公平
で
不平等
だということは
映画
や
ゲーム
で散々思い知ってきたつもりでいたが、いざこういう目に遭うと相当
メンタル
にくることが分かった。
自分の案件は多数の人の耳目を集めるような話題ではなかったようで、いくつかの
メディア
に「こういうことがあった」と
情報提供
してみたものの、取り合ってくれるところはなかった。
妻
には「
匿名はてダ
」に書きなよ、と言われたものの「
保育園落ちた、日本死ね
」みたいな
パンチライン
も生み出せず書けなかった。
職員の対応は
国会
に出てくる
小役人
みたいな奴と全くおなじような感じで、
論理
を捏ね繰り回してこちらを屈服しようとしてくる。特に、
入管法改正
のやり取りなんかはそっくりそのまま同じことが国会で起きていて
怒り
がぶり返してくるほどだった。
そういうわけで、忘れるために年の瀬にここにこうして書いているのだが、自分は
五体満足
で
視覚
も
聴覚
も良好で、
高専
から
大学
までストレートで
卒業
して
就職
して、
起業
までやってきて、そういうことは正直今まで考えたこともなかったことだった。
とある人に「偉くなって自分の正義を執行できるようになさい」と言われた。「
正義
」とは難しいもので、
キャプテン・アメリカ
の「正義」もあれば、
パニッシャー
の「正義」もあれば、
サノス
の「正義」もあるのだ。私の正義とはなんだろう?私は
私と私の大切な人たちがつらい思いをせずに暮らしていける
ようにしてほしい、ただそれだけかもしれない。しかし、それすら叶わない。